北紀行 2012(14) 函館の歴史景観地区(1)

トラピスチヌ修道院から函館駅まで戻ってきた。
ホテルにいったん戻り荷物を置いて、ふたたびフロントに降りてくる。
朝からずっと函館山は半分以上雲に覆われていた。果たして函館の夜景は見えるものなのだろうかと、フロントで尋ねてみたのだ。スタッフはしばらくPCを操作していて……「ダメですね。まったく見えません」という。山頂のライブカメラを確認していたのだろう。

函館山夜景見物がダメになったので、歴史景観地区をざっと見て歩くことにした。地図を広げると、だいたい有名な観光場所は坂の上、真横に並んでいる。じゃあ路面電車を終点"函館どっく"で降りて、外人墓地からスタートすれば良いと考えた。

途中どんどん人が降りて行く。
終点で降りた乗客は、地元の人が二人と、観光客は僕一人だった。











外人墓地は海に向かって墓標が立っている。
墓碑に刻まれた故郷のことを想って眠りについたのだろうな。

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